アメリカ最大手のドアダッシュの上場は、大成功!

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ウバかず

ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。

基本、超まったりな配達パートナーです。

米・最大手の宅配、ドアダッシュが上場!

アメリカ発のフードデリバリー業者として日本では「Uber Eats」が最も有名だとは思うけれども、実はアメリカのフードデリバリー業界ではトップでも2番手企業でもなかったりする。

業界シェア的には、トップが2020年11月時点で36%の「ドアダッシュ」。
その後に「ポストメイツ」「Uber Eats」「Grabhub」がひしめいていると言われていますが、「ポストメイツ」を「Uber Eats」が買収したので、またこの辺りは動きがありそうな感じですが、最大手は現時点で「ドアダッシュ」。

「Uber Eats」「ポストメイツ」がなかなかシェアを拡大できず、業界首位だった「Grabhub」がシェアをどんどん落とす中で、急成長した「ドアダッシュ」ですが、2020年12月9日、ニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)を行いました。

初値は182ドル。

公開価格は102ドルだったので、8割ぐらいを上回り、一時は195.5ドルを付けると言うぐらいで、終値も189.51ドル。

これによって33億7,000万ドルを調達し、終値基準の時価総額は、約602億ドルになり、IPOとしては大成功と言う結果に。

日本では先日から韓国系の「フードネコ」が進出し、サービスを本格始動させましたが、まだまだフードデリバリー業態は市場規模も大きくはないですが、さすがアメリカはもう何歩も先を行っているなぁ…と言う感じ。

今回のIPOで手にした資金で、日本にも進出…と言う話にはならなさそうなのが、ちょっと残念ですけれどもね。

それにしても…
IPOの金額がスゴすぎます…

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足元の業績は、まだ黒字化前

足元の業績的には、第3四半期の売上高は、8億7,900万ドル。

前年同期は2億3,900万ドルだったので、急増していると言う感じで、しっかりとコロナ禍での需要を捉えていると言えるのでしょうね。

ただそれでもまだ黒字化前。

まぁ、それは他のフードデリバリーの会社と同様ですけれどもね。
2020年に入ってから9月までで1億4,900万ドルの純損失を計上中です。

黒字化前なのに、これだけIPOが大成功すると言うのは、さすがアメリカだなぁ…なんて思いますけれども、さすがに売り上げが急増しているので、黒字化も視野に入って来ているのかな…と言う感じもしますね。

これは日本のフードデリバリー業態でも同じコトで、スタート後は当面赤字が続き、それが長い期間続く。
要するにこの赤字期間に耐えられるだけの資本があるかどうか。
そう言う話になるのでしょうね。

ココにもソフトバンクのファンドが…

で、やっぱり何がスゴイなぁ…と思ったかと言えば、ここにもしっかりソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンドの投資が入っていると言うコト。

日本に進出していなかったので、すっかり忘れていましたけれど。

過去3年間で「ドアダッシュ」に対しての投資は、6億8,000万ドル。
株式上では25%を取得しているかたちになる訳だけれども、保有株の時価総額は119億ドル。

おいおい…
どれだけの時価総額だよって突っ込みを入れたくなるレベル。

6億8,000万ドルの投資で、時価119億ドル。
期間も3年ですからね。

もうさすが…と言うか、ココまで来ると、この投資が止められなくなるのも分かります…

それにしても…
こうしたフードデリバリー業態でのソフトバンクグループの投資。

いつか出口を見せるのでしょうかね。

ただ個別に上場を目指した方が、再編してまとめるよりも、時価総額は高くなりそうですからねぇ…

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