
ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
イギリスの「Uber」のドライバーに対しての最高裁判例が出ました。
まだ詳細が分からない段階なのですが、ひとまず書いてみましたが、個人的には日本は今のままでいて欲しい…としか思っていなかったりしますが。
いや、もちろん、多様な意見がドライバーの中にもあるのでしょうが。
Uberのドライバーは従業員
イギリス最高裁で、2021年2月19日、「Uber」のドライバーについて、“従業員”として扱われるべきだとする判断を示しました。
労働条件の改善を巡って、労働組合と法廷論争が繰り広げられていたが、判事7人全員が一致して今回の判断に至った。
4年間に渡って法廷闘争を繰り広げて来た労組側は、
最高裁は、休憩・有給休暇・最低賃金の保証があるべきだと言う、これまで労組が主張してきた内容に賛同した
今回の判決的には、「Uber」のみならずギグワーカーが絡む他社のサービスにも影響が出て来そうな感じがありますね。
ちょっと前にアメリカ・カルフォルニアでも同様の裁判がありましたが、イギリスの場合は、真逆の結論と言うコトになりましたね。
まぁ、正確に書くとカルフォルニアも法的な地位は自営業になりますが、賃金や保証面では、寄り添った内容ではありましたけれどもね。

不正なアカウント利用もあったイギリスのUber
元々、イギリスにおける「Uber」は、コロナ禍以前の段階でも、長い期間、ずっと揺れていた状態だった。
と言うのも、2017年にロンドンで営業許可が取り消され、その後、何度か延長が行われて来たが、2020年9月にも18カ月の延長が認められたばかり。
内容的に簡潔に書くと、「Uber」のドライバーとしての資格を持たないドライバーが偽って乗客を受け入れて来たと言うのが最大の問題点。

なんか日本でも起きている問題ですよね…
ってか、もう全世界共通なんだろな、きっと…
これに対して、「Uber」側は、
- 長期間業務を行っていないドライバーの凍結
- リアルタイムのドライバーID認証
- 新たなセキュリティなどの立ち上げ
- ライセンス状態の漏洩防止
などを行っており、それに対して、進展が見られるとして、1年半と言う期間限定での営業許可の認可と言う結果だった。
期間限定での営業許可。
つまりは、全てが解決したと認められなかったと言うコト。
そうした状態ではあるモノの、「Uber」側からすれば、ロンドンは世界でもTop.5に入る需要のある街だったのですが、今回のドライバーは自営業者ではなく従業員だとする判決で、また新たな対策が必要になりそうな感じです。
ギグワーカーに対する風当たり
日本では「ギグワーカー」に対する法的な保護と言う観点で言えば、まだまだ緒に就いたばかりで、こうした海外の先例は、何かしら影響を与えそうな気はしますが、スグに影響があるか…と聞かれたら、「No」でしょうね。
個人的には、「Uber Eats」の自由な働き方が気に入っているので、悪影響でしかないですが、日本のとにかく“他人に流される世論”からすれば、恐らく、こうした動きが出て来ると、今回のイギリスと似た感じの動きになりそうな予感しかしないけれど…
ただ今回の判決でも、あくまでも“Worker”と“Employee”は異なるし、この判決を踏まえて、「Uber」側はどうした対応を取って行くのでしょうね…とも。
また日本にこうした流れはいつか来るのでしょう。
そうした時にどう言う動きになるのやら。
また現時点で、配達パートナーがするべきなのは、何なのか。
改めて考えてしまいました。
まぁ、まずは自分のアカウントをしっかりと死守して、安全運転を心掛ける。
これに尽きますけれどもね、今の時点では。
因みに、イギリスの「Uber」のドライバーは、他の訴えも起こしていたりします。
それが個人データを開示し、アルゴリズムに関する説明責任を果たすように求める訴え。
これも訴えが起こされたばかりなので、結論はまだまだ先の話にはなるのでしょうが、アルゴリズムが本人のこれまでのデータに基づいてどう言った判断をして、どう言う割り振りをするのか。
うん。
確かに気にはなりますけれどもね。
まぁ、訴えを起こすほどか…?と問われると、そこまでじゃないけれどさ。
コメント