
ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
なんだかちょっとだけお堅い記事に仕上がってしまいました。
別に今すぐ、何かに直結する話でもないのでしょうが、フードデリバリーと言う業態が日本に根付くための、1歩と言う感じなのでしょうかね。
フードデリバリー業態が業界団体設立!
「Uber Eats」や「出前館」と言ったフードデリバリー業態。
コロナ禍で一気に日本でも広がった感じがありますが、このフードデリバリー関連の事業者による業界団体「一般社団法人日本フードデリバリーサービス協会」(以下、「JaFDA」)が、この度、設立されたコトがアナウンスされました。
世間的にも配達パートナーのマナーが問われている感じがあり(ごく一部の配達パートナーの話だとは思うし、そもそも配達パートナーに限った話でもないけれど)、「Uber Etas」としては、先日も「JCA」との提携が発表になっていて講習会の開催などがアナウンスされていますが、世間的な声を受けて、「Uber Eats」や業態がようやく重たい腰を上げたのかな…と言う感じがありますね。
設立に当たって、我らが「Uber Eats Japan」の武藤代表は、こんなコメント。
コロナ禍において、フードデリバリーは消費者に楽しみを届けると同時にレストランを支え、配達を通して働く場を提供してきました。新しい生活様式においてもデリバリーの活用は一層進み、生活の一部としてさらに定着していくものと考えられます。暮らしを支える重要な社会インフラの一つとして、本協会の活動を通し、業界横断的な課題の解決に取り組んでまいります
まぁ…
スタートしたばかりなので、可でもなく不可でもなく…ではありますけれどね。
WEBも開設されていますが、さすがに現時点では、特に内容がある訳じゃないですし。
ひとまず“安全・安心”と言うデリバリーの原則に立ち戻ろうと言う話なのでしょう。
何をする団体で、どこが参加しているのか?
さて「JaFDA」ですが、具体的にどんな活動をして行くのか…と言われたら、こんな感じのコトをして行くつもりのようです。
・配達時における交通ルール違反/交通トラブル削減
→各事業者が今まで取り組んできた施策を元に、交通ルール順守の啓発コンテンツなどの検討
・配達におけるサービス品質の向上および商品衛生管理
・配達トラブルを防止するための有効な施策の検討
・補償の在り方を含めた基本的な業界指針の検討
・配達パートナーとの適切な関係性の構築
だそうです。
何だかパッと考えると、目新しさはない気がしてしまいましたが、そもそも業界団体なんて、どこの団体でも別に目新しさはナイですし、それが重要な訳じゃないから、こんな感じなのかな…なんでしょうね。
あくまでも事業者間を跨る団体な訳ですし。
で、参加した事業者は、以下の事業者。
・Uber Eats
・出前館
・menu
・fineDine
・楽天デリバリー
・Wolt
・anyCarry
・ごちクル
・FOODNEKO
・DiDi Food
・foodpanda
・くるめし弁当
基本的に大手処は全社が参加してのスタートと言うコトになっていますね。
代表理事には、元農林水産省事務次官の末松広行氏が就任しています。

まぁ…
何をされている方なのか、よく知らんけど…
ってのが本音ですかね。
ってか、なぜ農林水産省の事務次官?と言う感じも。
フードデリバリー業態の所管省庁って、そう言えば、どこなんでしょう?
飲食店ともまた違う業態な訳で、農水省が所管省庁なのだろうか…?と言う気しかしないのだけれど。
配達での交通マナーの部分だと、警察庁ですし、飲食店などの安全衛生に関する部分だと、厚生労働省が所管でしょうし…

何ができる団体なのやら…
で、肝心の部分。
何ができるのか。
何をするのか。
実際のところ、ボクのような末端の配達パートナーからすれば、特に期待する様なコトはないのですが、それでも対外的にイメージの改善になるのであれば、アリなのかな…と言うのが正直なところ。
大きなところで言えば、ボクの場合、自転車稼働なので、もっと自転車走行に適した道路の整備ですけれどもね。
車道を走るのが原則と言えど、路駐ばかりの都心部の道なんて走れたモノじゃナイ。
法令も大切ですが、そもそも法令通りに走っていると、決して走りやすい形にならないシーンがあるのが、自転車。
今までグレーゾーンでやって来たツケだとは思うのですがね。
ってか、車のドライバーも自転車走行でカラーリングされている場所を路駐できる場所と思ってない?ぐらいに思うコトが。
まぁ…
確かに路駐禁止じゃなければ、NG行為じゃないのでしょうが。
道路沿いにあるメーター式のパーキングとかも辞めて貰いたいけれど。
こんなコトはさすがに配達パートナーがいくら声を上げても、どうしようもない話ですからね。
業界団体が圧を掛けてくれないと…と言う感じ。
逆に怖いのは、各社が横並び化され過ぎるコト。
今まで競合をして来た各社が、今回のこの団体には参画している訳ですが、横並びになると言うのは、配達パートナーからすれば、脅威でしかない。
横並びと平準化と言うのは、違う話だと思うのですが、横並びに舵が切られると、ホントに配達パートナーとしては怖いところ。
例えば、報酬1つ見ても、ほぼ各社で代わり映えがしなくなったら、もうオワコンだと思うんですけれどもね。
そうならないように願うばかり。
何かが一気に進む話じゃない。
だけれども何かが1つ進む話になれば良いですね。
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