ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
首都圏在住だとなかなか「DiDi」の足音が聞こえてこない。
6月に名古屋だから、今年中には来るのかな…?なんて思っているんですけれども、実際にはどうなんだろう?
ただ首都圏に上陸しても、埼玉への上陸はその先でしょうしねぇ…
急ピッチでエリアは拡大しているけれども、時間が掛かりそうな感じだな。
DiDiがアメリカに上場申請!
中国本土で最大の配車アプリ企業の「滴滴出行」(以下、DiDi)が、2021年6月10日にアメリカ証券取引委員会に上場申請を実施しています。
引受幹事団はゴールドサックスを筆頭にモルガンスタンレー・JPモルガンなど。
時価総額が幾らぐらいになるのか…
現時点で1つの目安はやっぱり「Uber」になる訳だけれども、「Uber」の時価総額は1,000億ドル(約10兆9,000億円)なので、これが1つのベースになりそう。
日本でも、子会社であるDiDiモビリティジャパンが「DiDi」を、DiDiフードジャパンが「DiDiフード」を展開しているけれども、この上場で得た資金がまた好循環で回って来る可能性があるって話にはなりますね。
DiDiは力の源泉もリスクも、「中国」
「DiDi」の2020年12月期の決算は、売上高が1,417億元(約2兆4,089億円)。
コロナ禍と言うコトもあって、主に車系のサービスで売り上げが苦戦していた模様で、前年同期で8%減。
利益で見ても、106億元(約1,802億円)の赤字で、こちらも前年同期から見ると赤字幅が150億円程度、拡大すると言う結果。
ただ1年間のアクティブユーザーは4億9,300万人。
アクティブドライバーは1,500万人と世界最大規模なのに加え、中国では断トツのトップシェアなので、これから利益を回収して行く段階と言う感じ。
外国企業への規制を強化したトランプ政権からバイデン政権に。
ただバイデン政権の動き方は未知数と言う感じだが、今回、上場申請に踏み切ったと言うのを見ると、そこまで強硬策じゃないと言う感じなのだろう。
ただ「DiDi」の売上・利益面で大きく依存する中国の政府の動きは、やっぱり読めないところが、大きなアキレス腱で、これからも共産党とうまくやって行けるのか…と言う感じで、中国以外でのシェア拡大を狙うための上場とも言えるんでしょうね。
既にトップシェアを押さえているし、リスクを軽くするためにも資金を得て、中国以外へ…と言う感じなのかな…と。
ソフトバンクグループが筆頭株主
で、この「DiDi」。
筆頭株主はソフトバンクグループのVision Fund。
発行済み株式総数の約21.5%を確保している。
続いて、中国事業を売却した代わりに株式を確保した「Uber」が12.8%で2位。
「Uber」もソフトバンクグループの投資が入っているので、3割以上を抑えている形になる。
さすが、孫さん。
もうそう言うしかないよねって感じである。
まぁ、元々はアプリによる配車システムに投資をしているのだけれども、もれなくフードデリバリー業態が付いて来たと言う感じだろうけれど、やっぱりこの人の先見性は常人には理解できない部分があるな…と。
日本はDiDiフードの拡大が急ピッチ
で、気になるのは、この上場で得た資金。
30%を海外での投資に充てるとしていますが…
日本では「DiDi」はあくまでもタクシー配車に限定的なので、あまり資金が入ってくる感じじゃないんでしょうね。
そこまでやりたい事業でもないでしょうし、大きな実入りがある訳でもないのかな…と言う感じもするし。
「DiDiフード」的には、6月に名古屋に進出。
7月には沖縄県(那覇市・宜野湾市・浦添市・豊見城市・南風原町)への展開がアナウンスされていますが、今年に入ってから急ピッチで拡大傾向。
それまでは大阪限定だったのに、福岡・神戸・姫路・尼崎・広島・福山・北九州・京都・高槻・枚方などが順にサービスエリアになっていたり。
でも…
まだ首都圏には辿り着いていないんですよね。
上場と首都圏到達。
どちらが先なんだろう?と思うけれど、やっぱり今のスピード感だと首都圏到達の方が早いだろうね、さすがに。
なので、別に今回の資金が流れ込むと言うコトもあまり考えられないんだろうな。
コメント