ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
成人の日も終わり、今年、成人式に出席された方はおめでとうございます…と書きながら、自分の時は、“20歳になっただけで、なにがめでたいんだろう?”と言うコトで、成人式にも行かず、フツーにバイトしていましたけれどもね。
今でもなぜ、成人しただけで公的な資金を入れて式典しているんだろう?としか思っていなかったりしますが(でも育ててくれた方々に感謝の気持ちを持つと言う意味では、必要な日だと思いますけれどもね)。
ウーバーイーツ、ブラジル事業ほぼ撤退へ!
日本でもコロナ禍以後、フードデリバリー業態が成長しましたが、ここに来て、foodnecoがフードパンダに合流したかと思えば、そのフードパンダも日本からの事業撤退を発表するなど、競争が激しくなるにつれて動きが出ている状態。
世界的に見ても、ウーバーイーツを手掛ける「Uber」ですら、なかなか事業を黒字化できなかった状態で、2021年11月にようやく初の黒字化したところ(但し、中国のdidiへの投資が足を引っ張り、純損失は拡大しましたが)。
で、世界的にフードデリバリー業態の会社も、そろそろ事業エリアの集中と選択に入ったかな…と言う感じがしますが、「Uber Eats」はブラジルでのフードデリバリー事業を2022年3月7日以降、停止するコトがロイター通信にて報じられています。
「Uber」側のプレスリリースなどが出ていない状態なので、何とも…ですが、3月7日以降は、レストランからのフードデリを停止。
スーパーマーケットの商品をオンラインで注文し、配達すると言うCornershopによる配達と、食品以外を配達する「Uber Direct」に集中すると言うのが、今後のブラジルでの事業展開になるとの報道です。
完全撤退ではなく、
資源を残すのであれば、
そのまま事業を展開しても良いように思うのだが…
まぁ、この辺りは色々な思惑や経営判断があるのでしょうね。
ただこれから、どのエリアにおいても、事業のリポジショニングと言うのは、行われて行くのだろうな…と言うのが、正直な感想でしょうか。
日本はブラジルと異なる環境下にはある
日本における「Uber Eats」も以前ほどの爆発力はなくなっているのが、実情だと思う。
「出前館」は多額のキャッシュを武器に、ひたひたと詰め寄っている感じはありますしね。
ただ日本においては、既に利益を出すと言う戦略に転換している感じはするし、その辺りでは、まだ多額の広告宣伝費を投入している状態の「出前館」よりも数段、先に進んでいる気はするのだけれど、元気がないと思えるのは事実で、この先、事業撤退なんてコトにならないのかな?なんて、ちょっと思ったりする方もいるのでしょう。
配達パートナー的には、以前ほどには稼げなくなっている状態(特に自転車での配達パートナー)なのを考えると、撤退しても…と言う感じで思う人もいるのでしょうが、そもそも日本とブラジルでは、シェアが異なるのが実情。
ブラジルでは「iFood」がダントツ的なシェアを持っており、その他にもソフトバンクの資本が入る「Rappi」がある。
「Uber Eats」はシェアで見ると10%程度と言われている。
かたや日本ではまだまだトップシェアを誇っている状態なので、スグに撤退する必要性がナイ。
寧ろ、ライバル企業が自然と脱落して行くのを待つ or ライバル企業の体力が勝手に消耗するのを待っているだけでOK的な状態になっている訳で、やはりスグに撤退しなければならない理由はナイように思う。
仮に撤退を余儀なくされるとしたら、フードデリバリー業態で働くギグワーカーに対して、何かしらの法的な措置が加わり(最低賃金の確保など)、支出が増えると見込まれるタイミングなのだと思う。
さすがにそうなると、展開は読めなくなって来るけれど。
ローカル化を進めないと、ダメなのでは?
ただこのまま広告宣伝費を抑え、配達報酬を渋っている感じではジリ貧な感じもするけれどね。
どこかで反転に出るのかどうか。
結局、そこが分からないけれど。
でも、その辺りも日本の「Uber Eats」の場合、アメリカの本社が全てを握っていると言う感じで、日本法人には選択権もなにもナイのでしょうがね。
この先、どれだけローカル化が進められるのか。
結局、これから世界的にまだまだ「Uber Eats」が伸びるかどうかは、その辺りなんじゃないかな?と言う気がする。
プラットフォームとしては共通だけれども、アルゴリズムや報酬面などで、ローカル化の要素を組み込めるかどうか…と言う感じで。
マクドナルドを筆頭に、スターバックスなどローカル化に舵を切ったチェーンは、成功を収める傾向が強いけれども、昔のアメ車のようにローカル化をしなかった会社は、やっぱり失敗している率が高いですからね。
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