ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
DiDi Foodが日本事業撤退へ!
日本におけるフードデリバリーって、
- Uber Eats
- 出前館
- menu
- Wolt
- DiDi Food
- Door Dash
- チョンピー
と幾つかのサービスがありますが、「Uber Eats」「出前館」が2強で、下位との差がかなり開いているのが実情だと。
その中で、東京を含む関東圏に未進出だった「DiDi Food」が2022年5月25日を以て、日本でのフードデリバリー事業の撤退を発表しました。
この度、2022年5月25日(水曜日)をもちまして日本でのDiDi Foodにおけるフード宅配サービスを終了することになりましたのでお知らせいたします。
2020年のサービス提供開始以来、多くの方々にご利用いただいておりますが、今般の日本市場の変化に際し、今後の事業継続を検討した結果、同サービスを終了することを決定いたしました。
皆様には、ご愛用いただきながら何かとご不便をお掛けすることとなり、誠に申し訳ありません。サービス終了までの期間、パートナー様と社員のサポートを最優先事項とし、誠意をもって対応して参りますので、事情ご賢察の上、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
私たちDiDiはタクシー配車プラットフォームサービスに集中し、引き続き日本市場に注力してまいる所存です。これからもお客様の移動体験のさらなる向上を目指すとともにタクシー業界の発展に貢献していきたいと考えています。
「DiDi Food」は、大阪・京都・兵庫・奈良・仙台・名古屋・広島・福岡・沖縄に続いて、2022年1月には国内10都市目となる静岡でのサービスをスタート。
西日本を中心にエリアの拡大をして来ましたが、今年はいよいよ関東にも上陸しそう…と言う感じで、一気に飛躍の年になるかな?2強に続く地位をしっかりと確保するかな?と期待していただけに、かなりびっくりなニュースですね。
今年に入ってからと言うモノの、日本でのフードデリバリー事業を手掛ける会社は、「フードパンダ」が日本事業から撤退。
試験的に、フードデリバリー事業を行なっていた「X-Table」も、ちょうど1年間と言う期間を以て、事業終了。
なんか日本でのフードデリバリー業も、色々と変化が起きてますね。
少なくとも、拡大一辺倒からは動き出したと言う感じですかね。
DiDi Foodの日本撤退理由は?
日本におけるフードデリバリー事業も淘汰の時期に…
確かにそうなんだけれども、「DiDi Food」に関しては、親会社に当たる中国の「滴滴出行(DiDi Chuxing)」の決算も影響しているのかも知れませんね。
米国会計基準での売上高は第4四半期で8,100億円で前年同期で見ると、13%減。
当期純損失は3億8,300万元(約76億円)で、前年同期の72億2,100万元からは大きく改善していますが、通期での純損失はついに500億3,100万元(約1兆円)と言う状態。
さらに、米中間対立の結果もあって、ニューヨーク証券取引所での上場も廃止になる流れ(但し、香港市場への上場を計画中だとか)。
純損失が約1兆円を超すとか、
もう意味が分からない状態。
先行投資としても、
どうやってやり繰りしているんだろう…
こうした流れもあって、「DiDi」の場合は、海外での事業の縮小をスタートしたと言う解釈の方が正しいのかも。
親会社・グループとして、新規事業を進めると言うよりも、まずここで一旦、立ち止まって事業を整理する…的な感じ。
なので、“日本のフードデリバリー業態もオワコン”と言うのとは、また違うのかな?と言うイメージ(単なる個人的な感想ですが)。
フードデリは、2強体制まっしぐら?
「foodpanda」に続き、「DiDi Food」も日本事業撤退。
ひたひたと「Uber Eats」と「出前館」の二強体制構築が進んでいるように思えますね。
それは明らかにドライバーとしても注文者としても、マイナス要素。
寡占化が進みすぎてしまうと、競争原理は皆無になるので、ドライバーとしては報酬単価が上がらなくなりますし、注文者としても配達料が下がらなくなりますからね。
せめて、3社(個人的には3社+中堅1社の4社がイイと思うけれど)。
それぐらいになってくれないと…と。
2強から3強へ。
そうなり得る「foodpanda」と「DiDi Food」の日本撤退。
「Door Dash」も勢いがない状態だし、「Wolt」に託すしかないのかね…
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