自転車運転のヘルメットの着用が努力義務化!ただし、罰則規定ナシで意味ある?

Column
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ウバかず

ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。

基本、超まったりな配達パートナーです。

自転車のヘルメット着用、努力義務化!

道路交通法の改正が2022年12月20日に閣議決定され、2023年4月1日からの施行が決定しました。

今回の改正によって、自転車利用者のヘルメットの着用が努力義務化になります。

既に13歳未満の子供については、保護者に着用させる努力義務が課せられているのですが、これが拡大すると言う感じ。
ただ特に罰則のない努力義務であり、条文的にも

自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない

と言う表現で、“かぶらなければならない”と言う訳でもなく、強制ではなく、任意と言う感じではありますけれどね。

既に「Uber Eats」でもヘルメットの着用を推奨していますが、警視庁によると2017〜21年に地転写乗車中の事故でお亡くなりになったのは、2145人。
この内、1,237人が頭部に致命傷を追っていたと言う結果。

致死率はヘルメット着用者が0.26%だったのに対し、非着用者は0.59%と約2.2倍。

ヘルメット着用率は、2020年7月の調査で全国平均11.2%だったので、この引き上げを狙う感じ(自転車ヘルメット委員会によるインターネット調査による)。
特に、13歳未満の着用率は63.1%と比較的高水準だったのに対し、13〜89歳では7.2%に留まっていたとのコト。

ただし、既に一部の自治体ではヘルメットの着用を義務付ける条例を制定している自治体もあるし、そもそも罰則規定のない努力義務に留まるので、どこまで着用率が向上するのかは、未知数というのが正直なところと言えそう。

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罰則規定がなくて、意味があるのかm?

罰則規定がないと言うコトもあるけれど、どこまで理解を得られるのだろう…と言うのが、正直なところ。

バイクであれば、ヘルメットは降車すればしまう場所がある。
だけれども、自転車にはそれがない。

ちょっとした買い物などでならばまだそれでもOKだろうが、通勤通学で利用している人で、いくらどれだけ着用するようになるんだろう…と言う感じ。

ただ「Uber Eats」などのフードデリバリーを行なう身としては、やはり今後は着用がマストに切り替わって行く可能性が高いのかな…とも。

まぁ、普段の日常稼働でならば、全然、問題はないのだけれども、ちょっと都心部で稼働した時とか遠征して稼働している時とかは、荷物が増えると言うコトにもなるので、やっぱり不便になるなぁ…と言うのが、正直な感想。

フーデリバッグに、ヘルメット。

かなりかさばりますからね。

ただそれでも命に代えられるモノはナイし、自転車やバイクは、ホントに無防備なので、備えあれば憂いなし…ですからね。

軽い小型バッグだけれど、拡張機能付き!
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環境整備も同時に進めるべきだが…

ヘルメットの着用推進。
それは安全面を考慮しても分かる。
もちろん、通勤通学での利用だと、荷物が増えると言う側面はあるけれども。

ただそれとセットで、自転車の走行路の整備も進めて行くべきだと思うし、自転車通行帯がパーキングと化している現状もどうにかして貰いたいとも。
自転車走行帯の整備はスグには難しくても、パーキングと化している路肩の取り締まりなんかは、スグに行えるモノですからね。

ってか、なぜやらないのやら。

また免許制度とまでは行かなくても、少なくとも1度は、道路教習を受けた方が良いのでは?とすら。

中高生もそうだけれど、免許を持っていない人は道路標識も正式な交通ルールも良く理解していない人もいるでしょうからね。

逆に、そう言った話がほぼ出てこないのも不思議だなぁ…なんて思ったり。
まぁ、自転車走行帯を整備しようにも、自転車独自の予算源はないですし、免許制度がないから教習制度も作れない…と言うコトなのでしょうがね。

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