ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
報酬をだました疑いって?
「Uber Eats」。
配送料の算出システムが変わると言う内容の記事を書きました。
その配送料って、現状、
- 基本金額+配達調整金額+チップ
基本金額が、配達で獲得できる報酬の基準額。
配達に費やす時間・ダブルやトリプルと言った複数の受け渡しの有無・稼働中の配達パートナー数と注文数などを基に算出される金額。
一方の配達調整金額は、特定の状況下においてのみ加算される金額。
主に通常の目安の時間よりも交通状況が混雑していたり、待ち時間があったり、配達パートナー数が少ない場合などに加算される金額。
その配達調整金額を巡って、報酬をだまし取ったとして逮捕される案件が発生しています。
容疑は電子計算機使用詐欺の疑い。
今回、2人逮捕された訳ですが、既に逮捕されている1人と共謀して、
- Aがウーバーイーツを使って自ら商品を注文
- Bが配達していないのに、配達を装った上に、配達時間が大幅に掛かったと申告
10回に渡って44,898円をだまし取った疑いとのコト。
まぁ、さらに元を辿ると、ベトナム国籍の4人を先に逮捕しており、このベトナム人が飲食店を経営しているように見せかけ、約3,000万円を詐取したと見られている訳ですが、今回の逮捕はそれに付随した案件のようです。
ちょっと意味が分からない部分もあるし、まだ容疑を否認している段階なので、真相は不明ですが、そもそもどうやってAが頼んだ商品を、Bのアカウントで配達を受けていたんだろう…?
必ずしも、Bのアカウントが鳴るとも限らないように思うんだけれど…?
恐らくは店舗側がグルになっていて、Bのアカウントが鳴らない場合は、注文キャンセル処理にしていたのだろうけれど…
配達パートナーにとっては有難い制度なのに…
それにしても…
次から次へといろいろと出て来るなぁ…と言うのが正直な感想。
配達調整金と言うのは、他社にはない「Uber Eats」ならではのシステム。
配達をしていれば、実は、何かしらのトラブルは出てくるモノ。
特に予定していたよりも時間が掛かってしまうと言うのは、良くある話。
一番は、お店に到着したけれども、全然、料理が出てこなさそうと言うのがあると思うけれど、そう言う時に、配達調整金はやっぱりあって欲しいと思う。
あとはピンずれで、実は全然違う場所に配達するケース(その際は、正しい場所・距離で得計算されるハズだけれども)。
配達パートナーとしては、
配達調整金は、
非常に有り難い制度。
だからこそ、それを逆手に取ると言うのは、許しがたい暴挙。
折角の制度なのに、こうして悪用されてしまうと、いずれ制度がなくなってしまう可能性もある訳ですしね。
で、なかなか効果的な防止策もなさそうだし。
これは氷山の一角なのか…
フードデリバリーの配達パートナーは、人数も多いから、全ての人が善人とは思わない。
でも、大多数の人は真面目に稼働していると思っているし、そう信じていたいとも。
個人事業主だから、何をしてもイイではなく、個人事業主だからこそ、自分自身で律しないと…と言う気持ち。
44,898円。
バレないと思っていたのか。
それとも犯罪だと言う認識がなかったのだろうか。
厳重注意もしくは垢バンぐらいで済むと言うような軽い気持ちだったのだろう…とも。
ただ「Uber Eats」自身に自浄作用はあるのだろうか…
この1件も、氷山の一角に過ぎない可能性だってある。
どこまで把握して、どこまでスルーしているんだろうなぁ…と。
そして、逮捕された罪名が電子計算機使用詐欺罪なんですね。
コンピューターを利用して、不正に利益を得た場合に適用されるモノらしいですが、確かにそうと言えば、そうなんだけれど。
因みに、刑事罰は10年以下の懲役だそうな。
今のところの金額的だと軽度なので、執行猶予が付く可能性はありそうだけれど。
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