デリバリー専門店の倒産が過去最高水準にまで増加

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ウバかず

ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。

基本、超まったりな配達パートナーです。

2023年度の倒産件数は122件

東京商工リサーチが、デリバリー・テイクアウト専門店を営む企業の倒産が増加傾向にあるコトとする調査結果を発表しました。

これまでの過去最多だった2023年度の122件と同水準で2024年度は2月までに103件と言う結果だそうです。

デリバリー・テイクアウト専門店は、特徴として、

  • 飲食スペースが不要
  • 店舗オペレーション費用が抑制できる
  • 少人数での運営が可能(飲食対応がないので)
  • 必ずしも地代が高い場所に出店する必要がない

と言うような特徴があるので、少ない資本でも参入がしやすい業態。

コロナ禍で参入が相次ぎ、2021年の新設法人数は198件。
そこから新設法人数は減少し、倒産も増加する形で、ここに来てブーム鎮静化もあり、生き残れるかの正念場と言う感じになってきた模様。

倒産増加の理由は…

参入障壁の低さが仇に

そもそも少ない資本で参入ができると言うコトは、参入障壁が低いと言う話。

そこで特徴を出せない限り、なかなか継続的な利益を出すのは難しいのは、目に見えている話ではある。

デリバリーをメインにしているところであれば、いくつものブランドを兼務するコトで、売上の確保に努めると言う方法を取るのでしょうが、別に自社のブランドな訳ではないから、どこまで差別化ができるのかは疑問符。

さらに食材価格は高騰しているし、いくら飲食スペースが不要と言っても調理する側の人手は必要になるが、この辺りも賃金が高騰しているので、コスト増。

こうしたコストは商品価格に反映させたいところでしょうが、ただでさえデリバリー商品は単価が高いので、商品価格を改定した結果、注文減による売り上げ減も考えられなくはないところ。

都心部ならば、まだ可能性はあるだろうが…

個人的には、デリバリー1本で今後もやって行くのは、都心部以外は厳しいようにも思うけれど、逆に都心部はまだまだ余地があるようにも思う。

地代も高いですし、フードデリバリーの需要も落ちたと言えども、まだまだ健在ですからね。

ただそれでも自社ブランドで勝負して、どれだけ他社と差別化ができるか…と言う点に尽きるとは思う。

ただデリバリーの場合、それがなかなか難しいのでしょうね。

あまり馴染みのないエリアの料理がメインとかであれば、まだ差別化もしやすいのでしょうが、それが大衆に受けるかと言われると、そうでもないでしょうしね。

頼みたくない水準の店も多い気がする…

個人的には、ゴーストはあまり頼もうと思わなかったりします。

ウバかず
ウバかず

1番頼まないのは、

地名+商品名=店名みたいなスタイルのところ

ですかね。

そもそもその地名に意味ある?みたいな感じになってしまうので。

でもそれ以上に、ゴーストレストランの清潔度の低さとかも気になるところ。

やっぱりお客さんが来ないレストランって、清潔度が下がるんですよね。

もちろん、配達で行くと厨房にまで入る訳ではないので、中の様子が見えるか?と聞かれたら、そこまで見える訳じゃないし、全部が全部とは言い難いのですが。

そして対応も雑な確率が高いですし。

とは言っても、配達パートナーはお客さまと言う感覚はないでしょうから、丁寧な接客を求める訳でもないけれど、「ここから頼みたいなぁ…」と思わせる対応のところは、かなり少ないのが実情ですし。

ただやっぱりいろいろな味が頼めると言う意味では、重宝する業態なのは間違いがないだけに、ここらでもうちょと手を入れて、踏ん張って欲しいとは思いますが。

自分の稼働エリアでも、コロナ禍→飲食業態からゴーストに業態変更したお店があるのですが、そこなんかは対応もフツーなだけに、生き残って欲しいなぁ…とは。

ただ商品も他力。
デリバリーのプラットフォームも他力。

そうなると手を入れられるところがほとんどなく、他社との差別化が打ち出しにくいので、やっぱり厳しいだろうなぁ…

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