ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
ウーバーなどで稼いだ場合に必要な確定申告の話の第3回目。
過去2回分は、↓から。
#1|確定申告時期間近!1月中にやるべきコトは、ある?
#2|確定申告、会計ソフトは何を、使う?弥生?Freee?
そもそも経費って重要なの?
会計ソフトも用意したなら、次は、“経費をまず集める”と言うコト。
特に今まで意識して来ていなければ、実店舗で購入したモノについては領収書が手元にないでしょうが、Amazonや楽天と言ったネット通販で購入したモノについては、まだ領収書が出せると思うので、集めておきましょう(今後、実店舗などで購入した時は、しっかりと領収書を保管しておきましょうね~)。
集める時に、月別・順番に揃えておくと、やっぱり便利です。
月別に封筒とかに入れて送ってのもアリかと。
そもそも“経費”って何?と言う感じの人もいらっしゃるかもしれませんが、Uber Eatsの配達をするために使ったお金と言うコトです。
フツーの会社勤めであれば、会社の代わりに購入して、それを会社に請求できる感じになりますが、配達パートナーの場合は、そう言う訳ではなく、経費にするコトで、「所得」を減らせると言うコト。
そして「所得」を減らすコトで、節税になるのです。
ただ不用意に経費を使うのは、
結局、
お金自体は減って行くので
要注意ですよ~!
税金と言うのは、配達で得た報酬から経費を引いた金額に税率で決まります。
つまりは経費をしっかりと計上するコトで、納税額を決めるための元の分母を減らすコトができる訳です。
ただもちろんですが、闇雲に何でも経費に計上できると言う訳じゃなく、あくまでも仕事上で必要なモノを購入した場合にのみ認められます。
では、何が計上できるのか?と言う話。
ウーバーで、経費になりそうなモノって?
ひとまず書き出して行きますね~。
一緒に会計ソフトで記載する際の勘定科目も記載しておきます(あくまでも例です)。
勘定科目 | 内容 |
消耗品 | 配達バッグ(ウバッグなど) |
スマホ | |
スマホアクセサリー | |
モバイルバッテリー | |
防水グッズ | |
車両費 | 自転車(10万円以下) |
バイク本体(10万円以下) | |
シェアサイクル料金 | |
ガソリン代 | |
通信費 | 通信料・通話費 |
旅費交通費 | 配達エリアまでの交通費 |
駐輪場代 | |
駐車場代 | |
保険料 | 保険代 |
新聞図書費 | 書籍代 |
減価償却費 | 10万円以上の自転車・バイク |
雑費 | その他 |
元から使っているモノばかりでスタートしているから、そんなに経費なんてないよ~なんて人もいるでしょうが、ざっくりと挙げてみただけでもこのぐらいは軽く出てきます。
日々、使っているお金から、特別に購入したモノまで、色々と考えられますよね。
逆に、ボクが経費として計上したコトのないモノは、稼働の際のウェアですかね、代表的なのは。
あと交際費。
交際費については、ウーバー仲間と意見交換などをすれば、その時の飲食費とかは経費として認められるかと思うのですが、そうした経験がないので。
で、なぜウェアを経費として落としたことがないのか…と言うのは、プライベートでも利用するようなモノの場合は、全額が経費として落とせません。
家事按分として、仕事で使う割合分のみが経費になると言う感じ。
例えば、スマホをプライベートでも利用している人は多いかと思います。
そのスマホの月々の通信費は、経費で落とせるのですが、プライベートでも兼用している回線の場合は、仕事の割合分のみ経費になる訳です。
分かりやすく、プライベートでも配達でも利用する自転車を、10,000円で買いました。
プライベート…1日3時間×月20日=月60時間
配達…1日6時間×月10日=月60時間
の割合とすれば、半分の5,000円分が経費として認められると言うコトになりますね。
消耗品
勘定科目として多くなるのは、コレかな?と言う感じがします(金額ではなく、項目としてです)。
迷った時は、大体、消耗品費か雑費です。
100%経費になりそうなのは、配達用のバッグとかですかね。
モバイルバッテリーなんかも、週2回以上、稼働するのであれば、もう稼働専用のバッテリーを買い増した方が計算的には楽ですかね。
自転車やバイク稼働で利用するようなアクセサリー類(ヘルメットとか)も、この科目で良いかと。
車両費
バイク稼働の人は、日々のガソリン代なんかもココに。
自転車・バイクと比較的、単価の高いモノが入って来ますが、10万円を超える金額の場合は、資産としての計上が必要になるので、減価償却費と言うのだけ、しっかりと把握しておけばいいかと。
通信費
スマホを利用しなければ、仕事になりませんからね。
なので、毎月、しっかりと計上できる科目。
ただ稼働専用のスマホ回線を利用していない場合は、家事按分が必要になります。
旅費交通費
個人的に面倒なのがコレですかね。
と言うのは、領収書がないからです。
PASMOやSuicaは気が付いた時に利用明細を駅で印字していますが、モバイルSuicaとかならば、100軒分(Suicaの場合は、26週間以内分)がWebで印字出来ます。
ただ実際のところは、別に印字しておく必要はないのですがね。
PASMOやSuicaを利用して、よく電車などに乗って稼げるエリアまで出るコトがあると言う人は、配達専用の交通系ICカードにしておく方が、チャージ額を経費にすればいいので、楽ですかね。
ボクの場合、遠征もしますが、その遠征が配達メインの時は、その交通費も、この科目で経費化しています(プライベートの割合が大きい時はスルー)。
新聞図書費
業界知識を得るために購入したような書籍などは、この科目。
ウーバー関連の本を購入したとか…が該当ですかね。
あとは自転車やバイクの本を購入したとかも、該当できるかと。
保険料
毎月の費用になるかと思うので、これも経費化しておきましょうね、忘れずに。
減価償却費
実はボクはまだ利用していませんが、10万円を超える金額の自転車やバイクを購入した際は、こちらになります。
計算方式としては、それぞれの購入品目には法定耐用年数が決められています。
自転車なら2年。バイクなら3年です。
その年数を掛けて計上する必要があると思ってください。
ただ青色申告をする場合は、30万円までは一括で計上できます。
配達で使うようなモノの場合、大体は、その金額以下に収まるかとは思いますが…
雑費
考えようによっては、全て雑費じゃない?って思うんですけれどもね…
ここが一番、謎です、個人的には。
経費はしっかりと把握するのが、大事
経費について書いて来ましたが、分かりましたかね?
何が経費になりそうなのか。
経費がどんな区分になるのか。
経費って節税としても必要ですが、そもそも毎月仕事で使う金額を把握できるチャンスです。
まずは経費を確認しながら、月別にどれぐらい使っているのかな?なんて言うのも、この機会に抑えておくのも良いかと。
色々と書いて来ましたが、なんとなく分かって来ましたかね?
次はいよいよ会計ソフトに入力をして行こうと思います~。
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