コロナ特需が終わるとして、フーデリは生き残るか?

Column
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ウバかず

ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。

基本、超まったりな配達パートナーです。

世界的にコロナ特需は終了に向かってる?

「日本経済新聞」が、『消えるコロナ需要』(2022/05/25 02:00配信)で、こんな記事を挙げていました(記事自体は有料会員記事ですが、無料会員でも月10本は有料記事が読めるので、この機会に登録してみるのも良いかと)。

まぁ、要約するとコロナ禍で売上を伸ばした企業が、軒並み需要減・伸び率低調に直面していると言うコト。

まず記事にて取り上げているのが「ズーム」で、2022年2~4月期決算の売上高は、直近四半期と横ばい。
時価総額もピーク時に比べて80%減で、コロナ禍以前の水準にまで戻っている状態。

「ショッピファイ」「ドキュサイン」「ペロトン・インタラクティブ」などの時価総額も、コロナ禍以前にまで戻っていて、上昇分が吹き飛んだ状態になっていて、コロナ禍特需で恩恵を受けた企業は、軒並み下落している状態だとのコト。

日本でもその流れが出ていて、ビッグデータ分析の「ヴァリューズ」によると、2022年4月の料理宅配アプリ利用者は、1,282万人。
2022年3月は過去最高を更新して、1,533万人だったコトから、約16%減ったと言うコトになり、2021年6月以来、10ヶ月ぶりに1,300万人を下回ったとのコト。

「出前館」は約534万人。
「Uber Eats」は約510万人。

共に3月よりも利用者が減少しているのは、「まん延防止等重点措置」が解除されたコトに起因しているのではないか…との分析。

まぁ、特需と言うのは、いつかはなくなるモノ。
その特需の期間中にどれだけ利用者を定着させられるか…と言うコトですからね。

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鳴りが悪くなったのは事実だけれど…?

ただ、実際はどうなんだろう…と言う感じも。

そもそも4月後半からは、ゴールデンウィークの期間を除いて、フードデリバリー業態は元々、閑散期と呼べるタイミング。
3月は繁忙期とまでは言えないけれども、それでもまだ需要が根強く残る月なので、それと比べると、もちろん、下落基調にはなるハズだしね。

ってか、どうせならば対前年度同月比じゃないと意味がない情報なんだよなぁ…と思う。

ウバかず
ウバかず

ただ体感としては

やっぱり

需要は弱含みにはなっているのは事実だと

それが需要が落ちているのか、それとも配達パートナーの全体的な人数が増えているのかは分からないけれども(どちらも…なのかも知れない)。

ま、そりゃ、そうですよね。

ウバかず
ウバかず

みんな、

久々に

ちょっと外で食べたりしたいですモンね

仮に需要が落ちているのであれば、ここが1つ、正念場になるとは思う。
コロナ禍で知名度は上がった日本のフードデリバリー業態が、どれだけ根付くか…と言う意味では。

ただ個人的な感覚で言えば、もうコロナに関係なく、フードデリバリーは、なくならないし、需要は根強いと思う。
その需要がどれだけ強い流れにできるかどうか…と言うだけで。

だって、やっぱり便利ですモン。

今までもデリバリーサービスと言うのはあった。
だけれども、結局、1社からしか頼めないと言うコトがほとんど。
「すかいらーく」グループは、近くにグループ店舗がある場合、「ガスト」と「バーミヤン」とかで注文はできたけれど。

なので、これからも需要がなくなるコトはない。

仮に需要が落ちているのであれば、結局のところ、2強である「Uber Eats」と「出前館」次第と言う感じだろうか。

需要を喚起させるような施策を打って、閑散期を乗り切るかどうか。

「出前館」はその動きに出た。
閑散期対策と言うのもあるだろうが、それよりもシェア拡大を目的として。

問題なのは、「Uber Eats」。
なかなか動きが読めないんだよな…
配達パートナーからしてみても。

逆に配達パートナーが過多ならば、個人的にはそこまで問題視する必要はナイかな…と。

鳴らないとなれば、いずれは自然淘汰されて行くでしょうしね、稼げないんだから。
つまりはライバルとなる同業者が減るのを待つ我慢比べなだけだから、他に稼ぐ手段を持っている人が強いでしょうし、専業の人も、自転車からバイクに乗り換えたり、場所を変えたり…と、色々と工夫されている方は、現状の稼ぎが多少落ちたとしても、食うには困らないでしょうから(元々、人口が少ないエリアを除く)。

ただ確かに需要は弱含みにはなったけれど、それでも単に“特需”がなくなっただけで、ベースとなる需要がなくなった訳じゃないとは思いますけれどね。

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2強以外は、生き残れるかの正念場

で、個人的により気になったのは、

今年4月の料理宅配アプリの利用者数は1282万人

「ウーバーイーツ」(4月は510万人)や「出前館」(同534万人)

と言う部分。

つまりは、この2強で1,044万人と言うコトになる。

この測定値がどれだけ正しいのか+重複している人がどれだけいるのか…などは定かではないけれど、「ウーバーイーツ」+「出前館」以外の利用は、240万人と言うコトになる。

ウバかず
ウバかず

ホントに
それだけしか

いないの?

いや、そんな気持ち。

「DiDi Food」が5月で撤退したけれども、まだ4月は営業中。
「Wolt」「DoorDash」「DiDi」「menu」などが、その少ないパイを争っているの?と言うコトになる。

もちろん、誤差はあるのでしょうが、アプリのダウンロード数などの情報を見ても、同様の感じなので、そりゃ、2強以外は撤退するよね…と(「DoorDash」は日本での事業は「Wolt」へ一本化するコトを発表済)。

そりゃ、4つのプラットフォーマーに絞られて来て、新たな事業者の参入はなくなるよね…と。

コロナ特需が終わりに近づいたとして、このまま2強以外が生き残るかどうか。
つまり4強の内、「menu」と「Wolt+DoorDash」が生き残れるか…

この2つのプラットフォーマーは、今年から来年にかけて、まさに正念場と言う感じになりそうですかね…

コメント

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