ども。
ウバかず(@UberSaitama)です!
埼玉西部のド僻地でウーバーイーツの配達をしています。
基本、超まったりな配達パートナーです。
チョンピー、終了の理由は?
国内資本のフードデリバリーである「Chompy」ですが、2023年5月15日(最終オーダー14:00)を以って、サービスの終了が発表されました。
6月30日には、カスタマーサポートサービスも終了になるとのコト。
2020年からスタートした「Chompy」。
サービス終了の理由は、
デリバリー市場におけるプラットフォーマー各社の競争激化
と、はっきり競争が激しくなったコトを明らかにしていますね。
要するに競合に負けたと言うコト。
ここまではっきりと書いてくれると、寧ろ、清々しい感じすらしてしまいますが。
これでフードデリバリー市場は、
- Uber Eats
- 出前館
- Wolt(DoorDash)
- menu
の4つに絞られたかな…と(そもそも「Chompy」自体、サービス提供エリアはかなり限られていたので、元々、既に4社に絞られていたとも言えるけれど)。
ただ、フードデリバリーとしてのサービスは終了するモノの「Chompy」は、会社としては存続をして行き、All in Oneモバイルオーダー事業へとリソースを投下するとのコト。
シェアが取れない企業はジリ貧
「Chompy」、力尽きたか…と言うのが、正直なところ。
と言うのも、サービス提供エリアも広くなかったのに、全然、広がりを見せていませんでしたからね。
寧ろ、よくここまで続けてきた…と言うべきなのかも知れないですね。
2021年6月に、“第2の創業”と銘打って約7.8億円を調達。
社名も「Chompy」に変更して、いざ、打って出ていくのかな?と思っていたのですが、フードデリバリーとして最後にエリアを広げたのは、2021年3月の豊島区・千代田区・中央区・文京区・港区・世田谷区・杉並区がラストだったのかな…と(現時点で公式発表が確認できるのが、この場所)。
確かに、このエリア拡大の結果、一通り、東京23区のメインどころはサービスエリアになっていましたが、やはり物足りない感じで、調達した資金で一気にエリアも広げていくのかな?と思ったら、そうでもなく…
この頃から、フードデリバリーに変わる成長戦略を考えていたのかな?とすら。
サービススタートは早かったモノの、外資の巨大な資本を前にして、資金力・スピード感・知名度では勝てず、差別化を図るにも図れず…と言うのが敗因でしょうか。
やっぱりフードデリバリー業態って、初期費用が掛かりすぎるんでしょうね。
プラットフォーマーの売上を考えると、人件費率も高そうですし、システム開発・維持費用もバカにならない訳ですし。
コロナ禍が終焉にひとまずは向かっている状況で、パイの広がりももう見えてこない中で、シェアを取れていないサービスは、もうジリ貧なのでしょうね。
せめて局地的にしっかりとシェアを取れていれば、また違った展開になったのかも知れないけれど。
ますます寡占化が進む業態に!
元々、そこまでシェアが高かったサービスとは言えないけれど、ますます寡占化が進むコトになりますね。
配達パートナー側からすれば、競争原理が働かないと報酬額が下落する傾向にあると思うので、これは厳しい状況になっていくかな…と。
もちろん、スリコ以下にすると、新規で配達を始めようとする人がいなくなってしまうだろうから、それ以上の配達単価の下落はあまりナイのかな?とは思うし、そう願いたいですが、「Uber Eats」もトリプルでの配達がスタートしましたし、プラットフォーマー側も利益をしっかりと取りに行く段階に入った今、予断は許さないでしょうね。
完全に今よりは稼げなくなる。
それは明白なのかも。
そうとなれば、何かしら、他の仕事・兼業を見つけるべきなのかどうか。
そろそろ本格的に考え時なのでしょうね、最早。
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